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このブログについて

本ブログは、新機動戦記ガンダムWの新作シリーズとして最近ガンダムエースで展開中の『Frozen Teardrop』、および『Endless Waltz 敗者たちの栄光』の考察・感想・情報収集のために運営しております。基本的に、どこよりも早いニュースや、あらすじの掲載はありません。にも関わらず、発売日以降は既知としてネタバレ全開で扱いますので、悪しからずご了承くださいませ。


エントリは、誤解を招く内容を発見した時や、状況が変化した場合に加筆修正する場合があります。

2012年12月5日

火星マップ作りました

今月のFTがまた休載で悲しかったので、これまでの情報から火星の地図を作ってみました。JavaScript特盛り(という程でもない)ですので、ページに隔離しております。気が向いたら今後も更新します。

来月はちゃんと載るのかなあ……。

2012年11月5日

MCファイル5の感想(2)

敗者の扉絵が面白すぎます。おかげで直前までの小説の印象が完全に吹っ飛んでますよ!

3巻当時に「この人絶対敵で出てくるで」と言い合っていたステラ嬢が再登場いたしました。苗字が伏せられている上に、ステラ=星=OZ系MSを容易に連想させるネーミングであっただけに、こうなることは当然予想済みであったわけです。
が、名前の同じ姉の立場を奪った彼女がどういう哲学を背負って戦うのか、はたまた物語を回すための記号の一人でしかないのか、先行きが気になるキャラクターです。

2012/10/26~27のツイートより

  • 6巻の経緯を読む限り、老師が真意を隠していたのでなければ、プリベンターのガンダム建造と保有は当初は火星圏の抑止力として計画されたことであって、リリーナ暗殺のためではなかったように思える。
  • 無理にこじつければ、地球圏統一国家の行動に対して火星圏が軍事行動で応酬してきた場合に備えていたのかもしれない。
  • カトリーヌがプロメテウスを奪取したのは、敗北が続いて本土決戦目前の連邦の戦力強化のためと考えていいのか。そう考えると、「リリーナの理想を実現させてあげたい」という彼女の言い分が多少当てはまる気がする。別に彼女はプリベンターを壊滅させたいとか思っているわけではないのだ。
  • プリベンターとしては単に、ガンダムを使って火星圏国家同士で戦争されるのは本末転倒なので奪還しなければならなかった、と考えることもできるような気がする。
  • AIゼクスがガンダムに挑んだ理由がどうもよく分からない。これはTV時代の描写の問題かもしれないけど、エピオンに乗っていたゼクスがそれほどガンダムに拘っていたように思えないのも、神父の言ってた妄執説がしっくり来ない原因か。
  • AIゼクスがすでにハッキング済みということを考えると、その思考そのものもラナグリンに都合よく事が運ぶよう改竄されていると考えるのが自然だろうか。
  • ガンダム4機奪取に無人マーズスーツ500機を出したのは、火星連邦軍の誤りに思える。とはいえ、トールギスヘブンが現れさえしなければ数機鹵獲+250機生存という戦果だったはずなだけに、(以前からしばしば現れていたであろう)トールギスヘブンの戦力分析と評価ができてなかったのが一番痛いところだと思う。ラナグリンにしか手出ししないと思われてたのかもしれない。
  • ifになってしまうけれど、もし無人MSを100機でも温存しておけば、今頃エリシウム防衛戦力が3機とかえらい事態になってなかった。それとも、彼女らに露払いをさせておいて、本陣はまた別に出してくる作戦だったのだろうか?
  • 同じくガンダム3機奪取に戦隊出して失ったのも現時点では誤りに思える。これはナイナが司令権を有している戦隊のような気がするので、ナイナの判断ミスではないか。
  • 要するに、誰も彼もガンダム評価しすぎじゃないのか。

それにしてもリリーナの無力ぶりが大変です。お飾りに過ぎなかった女王リリーナがロームフェラ財団を動かしてしまった過去を踏まえて、予めありとあらゆる権限を取り上げられている感じがします。

  • 首都本島に上陸作戦仕掛けられてきていて、それを撃退する戦力がカスタムマーズスーツ3機で、にも関わらず茶飲んでファイル見るくらいしかやってない火星連邦とリリーナ様がやばすぎる。講和とかしないの。
  • その権限も取り上げられているという言及が4巻でありましたね。
  • 行動を封じられた妹と、意志を改竄された兄が、姿の見えない誰かの都合で戦わされていると思うと微妙な気持ちになります。願わくは、黒幕が暴かれ、彼らが彼ら自身の意志で立ち上がる日が訪れんことを。
  • ところで、一方的に宣戦布告したラナグリンの停戦の落とし所はどこなんでしょう。たとえ建前に過ぎなくても一応の妥協点が存在しているはずなのですが、開戦理由から察するに、地球圏に頼らない経済圏を確立できる目処が立ったあたりで手打ちという感じかしら。

そして今月も7つの矮星の新しい弾が披露されました。

  • 高温・低温・暴風(気圧操作?)と来て今度は雷撃です。なんだこの警報注意報弾頭。
  • 魔法弾で支援する後衛サポートクラス感がますます高まっており大変おもしろいのですが、アニメ化の難易度もだんだん高まっているような気がしてなりません……。ガンダムの表現と果たして釣り合うのか的な意味で。
  • 破壊力があまりなさそうに見えるのが、ウイングガンダムの系譜のガンダムとしては物足りない。が、自分なりに存在理由を納得してみたいので、敵兵を殺すよりも負傷させた方がみたいな理屈で、敵機を破壊するよりも機能停止させた方が敵軍の足を引っ張れる理論というのを考えてみた。ガンダムと違ってマーズスーツやMDには自爆装置がないっぽいし……。
  • 白は、上空と地表に電位差を生み出して人工的に雷を発生させる範囲兵器という感じでしょうか。実際、雷が直撃すると戦闘機墜ちるらしいので、MDだって墜ちるでしょう。プラネイトディフェンサーはあらゆるビームを受け止めるフィールドを展開するので、これとは相性が悪いと思われます(電気的中性とか何ぞ)

さて来月は久しぶりの過去編のようです。プリベンター5編で新たに撒かれた話の種もありますし、どこがどう展開していくのか楽しみです。例え、行く末が悲劇だと分かっているとしても。

それにしても、です。

要するにミルのMS操縦の師匠は(ノインのコネを間に挟んで)老師・張ということなのでしょうか?

2012年10月27日

ROBOT魂 ウイングガンダムゼロ(EW版)パールコートVer.

知り合いがネイションにウイングゼロを買いに行くというので、一緒にお願いしてしまいました。本人はまだ東京にいるというのに、早くも開封してブンドドしていたロクデナシはこの私です(宅配便で送ってもらいました)

よって、このエントリはお礼とご報告をも兼ねております。

気になる通常版との比較とか。

台座(ラメ入り・プリントあり)、指の色(グレー→白)、関節の色(クールグレー→ウォームグレー)が変わっています。翼の先が透け透けなのはメカ的リアルとしてどうなのよと思わなくもないですが、グラデーションが大変美しいです。

ちょっとだけアップ。

通常版から持ってきて二刀流ごっこなど。

ブルーの部分がギラギラ輝いてすごいことになっております。

通常版で若干ゆるかった関節ですが、塗膜の厚み分ゆるみがなくなったのか、パールコート自体に摩擦抵抗があるのか、ちょっと渋くなっているように思います。特に、サーベルが手から落ちなくなりました。

ライフルにもコートがかかってるような気がするのですが、ほとんど分かりません。

あまりにも綺麗なので、通常版ゼロEWは一旦箱に片付けてしまいました。釣り合いの取れる後期ガンダムが出てくるまで、しばらくこちらを飾っておきたいと思います。

2012年10月22日

ROBOT魂アルトロンガンダムTV版

最近、唯一の撮影スペースたる机が比較的片付いているので、写真ネタが続いております。遅まきながらぼちぼちとマニュアル撮影を覚えつつあるので、練習代わりでもあります。今は天井の蛍光灯だけで撮っているので、撮影用のライトを導入したらもっときれいに撮れるのかもしれません。

というわけで、発売日から1日遅れてROBOT魂アルトロンガンダムTV版をお迎えしてきました。

だからトリミングを覚えろと(略)
トップヘビーで、末広がりの象徴みたいなガンダム足でさえ小さく見えます。

にょろーん。

両腕のドラゴンハングにはそれぞれ延長パーツがついていて、更にあと2関節分くらい伸ばせるのですが、そうなるとカメラのフレームに収まりきりません。

遠中近攻撃が揃っていて汎用性高そうであります。なんでEW版ではビームキャノンなくしてしまったん……。

うまくポーズがつけられなくて写真が無いですが、この他にもシールドを投げる専用持ち手がついていて、フリスビー投げみたいなフォームも再現できます。

原作再現っぽく、トールギスIIと。

※たぶんこんなシーンなかった。

ベースを買わないと、空間戦闘は再現できそうにないです……。

「忘れ物だ!」のシーンとか。

敗者の五飛イラストっぽいこの左手が気に入ったので、しばらくこんな感じで飾っておくことになりそうです。

2012年10月21日

トールギスヘブンのデザインがいつまで経っても発表されないので

ミキシングでそれっぽいのが作れないかとあがいてみました。
天使の羽が生えてるトールギスですね! 分かりました任せてください!

やっべそのまんま過ぎた。

種明かししますと、ダンボール戦記LBXカスタムエフェクト005という羽パーツの存在を知りまして、これならばトールギスヘブンごっこに使えるのではないかと仕入れてきた次第であります。
ROBOT魂トールギスのバーニアを引っこ抜いたあとにピッタリフィットして保持もできます。さすがは普段、巨大なバーニアを支えているジョイント、いい仕事してます。

なお、本体はできるだけ白に近づけたかったので、手持ちのIIとIIIを混ぜてそれっぽくしております。

2012年10月14日

ガンダムカフェオリジナル ガンダムWマフラータオル

真夏のエンドレスバトルメニューに合わせて、8/12からガンダムカフェ本店で販売されていたもの。
知人づたいの報告によると、現在完売扱いとなっているようで、再販されるかどうかも不明です。

同様のSEEDのマフラータオルが2色刷りで1,260円なので、黒単色1,570円はちょっと高いなあと思います。生産ロットが少なかったのかもしれません。

2012年10月13日

ROBOT魂リーオー(モスグリーン)・リーオーオプションセット

発売日、夏コミ帰りの新幹線が大雨で遅延してフラフラになりながらも、ヨドバシ梅田に駆け込んでゲットしてまいりました。本当は3機+オプション1つを購入したのですが、1機は購入し損ねた友人に譲って手元にありません。

ふと気づいたら2ヶ月以上経過しており、部屋を片付けたついでにあわてて写真を撮った次第であります。

トールギスIIとの比較。頭1つ弱くらい違います。

105mm実体弾ライフル持たせて普通に立ってるだけで、異様に様になります。

後ろ姿もかっこいい。

ビームサーベル+シールドの近接戦装備。
シールドのマウント方法ってこれで合ってましたっけ……?

バーニアが背中でなくて腰にあるのが好きです。

ドーバーガン装備+バズーカ装備の遠距離支援コンビ。
フォアグリップの折れ曲がりが再現されていないので、結局どうやったらドーバーガンをかっこよく両手持ちさせられるのか分からないままです。不器用にも程がある。

ビーム砲装備タイプと、サリィが確かやってた、贅沢なドーバーガン2丁持ち。完全に右マウント専用に作られていたので、片方はトールギスIIのものを拝借しました。

1月の宇宙用も複数予約済みで、楽しみにしております。

MGトールギスが出るお祝いにHCM-PROトールギスを馬に乗せてみた

出落ちもいいとこですみません。

敗者たちの栄光コミカライズ担当の小笠原先生が、雑誌のコメントで乗れる馬を欲しがっておられたので、ならばと乗っけてみました。
馬フィギュアは何体か持っているのですが、よりにもよって可能性の獣しか合うサイズがなかったのは運命です。

このサイズに合うランス(テンペスト)が欲しいですね……。

リアスカートが可動したらもっとスマートに座れたのですが、まあ、お遊びということでご勘弁ください。

追記

シュライヒの馬具を買ったので、早速装着してみました。
リアスカートは外しています。外すときに無茶をしたらピンが1本折れました……た、立ち直れない……。

ふと思いました。サンドロックも似合うのではないかと!

一気に世界観がSDガンダムくさくなりました……。

デスサイズもなかなかのハマり具合です。

2012年9月28日

MCファイル5の感想(1)

過去編2つを経て、ようやく1年ぶりにMC編に戻って来ました。長かったぞー!
今回の語り手はデュオ(息子の方)ですが、6巻ラストあたりから今回の話が始まるまでに、彼が居合わせていないシーンがあるので、多少脳内で補完が必要です。

2012/09/25~27のツイートより

  • 7巻の発売情報がまったくなかったので、延期と見た方がいいかもしれません。4ヶ月おきのペースがついに崩れた……けど、あの休載っぷりでは仕方ないかも。(確定情報ではありません。予定通り10月の可能性も残ってます)
  • 新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop 序章の“序章” 連載当初のインタビューですが、この時の「完成度を近づける」というのが何を意味しているのか、ここ数カ月でやっと分かってきた気がします。
  • 今回、前編とかついてなかったですね。フォボスやカトリーヌと同じ単発語りかなあ。
  • 表記ゆれが出てるので編集さんはちゃんとチェック入れてほしいなあ。サンドイッチだったり今月はサンドウィッチだったり。

それにしても今回の扉のセリフは酷くていいですね。フラグクラッシャーもいいところです。
デュオの考え方は、サンクキングダムに身を寄せていた頃のヒイロに近い気がしますが、彼でさえ一方では「しかし、希望がなければ人は生きられない」と言ってリリーナを認めていたことを考えると、デュオのそれは、人に希望を持たせることすらも支配であると感じているような感じ。
狼というキーワードが「人は人にとって狼(Homo homini lupus)」を意味しているように思えてなりません。ホッブスっぽい。そしてリアリストっぽい。

もっともらしく言っているように見えますが、私、社会哲学はまったくの専門外です。

  • 扉絵についてるセリフ、今月劇中の引用ではなかったですよね? 次号予告がなかったし、先のを載せた? どっちにしろ酷いセリフだけども。
  • と思ったらみんな案の定扉で噴いておる。
  • @*** 掲載分までで再会まで行かなかったので、次号分なのではという疑いもあります。
  • あさぎさんの扉絵がさりげなく本編を反映しているのが良い。たぶん、パーカーの色は赤なんではないかしら。
  • しかしAGEが終了した瞬間一気に複数デザイン出るとか、分かりやすいな……。(邪推)
  • なんでみんな砂丘の上とか崖の上から現れるのかなあ。 ※恐らく背景が空だけで済むからです。
  • ところでJAKQ……じゃなかったナイナの部隊はG-UNITの星屑の三騎士と戦ったらエレガントでいいと思う。/でも正直なところ、堅実な量産機成分が足りぬ。足りぬったら。他のマーズスーツのデザインも見てみたいなあ。

特に無人型が気になります。デュオの言及する通り、一般マーズスーツは華奢な印象があります。デザインが出てみないと分かりませんが。

  • 正直なところ、今回は引き伸ばし感半端無かった。まず扉絵のセリフ使ってないのが、これ実は交戦までプロットには入ってたけど事情で切ったんじゃないかという疑いを感じてならない。あと、ガンダム3機の交戦に必然性があまり感じられない。黒の矢の結果までで、十分合流の目的は果たしているから。
  • つまり、今のうちに(7つの矮星の)ルールを把握しておけと。そうおっしゃるわけですね。
  • コメント見ると来月はカトキさんの仕事が表に出てくるフラグが立ってるっぽいし、来月にある程度置いといてるのではないかと……。一方で今回の戦闘があまり重要そうでない感じがするあたり、連載1回ごとに戦闘させろという編集方針でもあるのかなあ……。
  • 6巻ラストの流れからいくと、拿捕される直前にトロワ先生がスノホワごとカトルをドロップ→フォボスがカトルを回収またはカトル自力で覚醒して合流→Jrが単独行動に走るだろうと先読みして作戦立ててからフォボスが通信→案の定断ってきたので実力阻止 こうかな。
  • @*** 異様に先回りしていることを考えると、エリシウムに着いてから、もしくは接近してから脱走した可能性もありますね。カトルかフォボスが語ってくれない限り不明ですが。

そしてスノーホワイトとシェヘラザードの超ムーブ。なにげにしれっとスノーホワイトはW教授の乗機と化しています。本格的な戦闘機動は難しいのでしょうが、前回や今回のような後衛だったら何とかこなしてもらえそう。

  • シェヘラザードが超移動したのは、黒/白の矢の効果だと信じているのですがどうだろうか。もしかしたら光学迷彩発動してるかもしれませんが。
  • カトキさんがついてるから考証面では大丈夫だと思うけど、誰か黒い矢の原理を教えてくれないか。ガンダムで風属性て。やっぱりナノマシンなのかなあ。
  • あっ、7つの矮星何かを思い出すと思ったら、ルナル・サーガのエルファのレスティリ氏族だ! ファストボウでいろんな効果の矢を放つ! と言っても分かっていただける方がごく少数の予感。
  • MG合金はマスターグレードに引っ掛けたダジャレ設定のような気がする。

ところでフォボスが捕ってきたものが何だったのか気になります。あんな泥の沼みたいな海に生息している生き物って一体……。

  • カニでもエビでもなかったらなんだというのだ。(西洋人的に微妙らしい)タコかイカか、それとも巨大フジツボかなんかか。
  • フジツボ美味しいらしいと聞いて、気になっております。
  • W教授の薬は風土病の臨床試験薬かも知れません(割と真顔)
  • Jrはあれか、悪魔の皮をかぶった狼の皮をかぶった雨に濡れた子犬か。本当は孤独が怖いのか。
  • ファザーと訓練していた頃の思い出をもっと読んでみたい。死ぬほど走らされているはずなのに、振り向いたらきっちりついてきてる父上恐ろしい(すみません描写からの連想で妄想入ってます)
  • 訓練で宇宙にも行ってるようなので(軌道エレベータがある星なので、地球よりは宇宙に上がるハードルは低い)いつか話の中でも宇宙に行ってほしいなあ。
  • 薄々察してはいたけれど、やはりあの港町はなくなってしまったのか。孤児院も当然なくなってるよね。
  • は、そうか! 眠かったり腹減ったりするとミスが増えるのは親譲りか! ※誰でもある程度そうです。
  • ところで機械屋の我が父が、偶然にもよく爪を磨いております。引っかけて割ってしまうのが嫌みたいで。
  • 席が空いてるダイヤのなんとかに乗るのは誰だろう。ノインか、大穴でヒイロって言っとこうかな。

2012年8月26日

プリベンター5の感想(3) ∨[゚□゚]∨

まさかの後編分割だったので、先月の時点では感想を控えておりました。ようやく「プリベンター5」編が終了したので、例月どおり思うところをつらつらと。

2012/08/24~25のツイートより

「ヒイロの量産機プロモーションのせいですべてが詰んだ」というフレンドさんの「今月のまとめ」に大爆笑しました。ほんとにな!
だから早くROBOT魂でキャンサーとビルゴを出してください。ソフビのおもちゃでもいいんです。鳴笛がついてて、お腹を押したらぷーって鳴るようなのとか……。

  • 量産機プロモーションに余念のない男、ヒイロ・ユイ。あんたどんだけ強いの!
  • なんといってもキャンサーvsビルゴ3に尽きる。前編時の予想ではキャンサーvsワイバーンだったのですが、サムはデュオんとこに行ったので外れました。キャンサーが勝つにはあの戦法しかないと思っていましたが、まさかの空を飛んだので大爆笑でした。
  • 本来カニに対空ミサイルついてないはずなんだ。ヒイロのカスタムかしら。思い当たるのは、以前も言及したけど初代でA.C.E.でカニが海中から地上に向けてぽいぽいミサイル投げてきた件。対空ミサイル装備型もあるのかもしれない。
  • ……もしかして本編見直したらミサイル撃ってるのかな。今度確認しよう……。
  • だけど戦ったこと自体が詰み。
  • なんでヒイロ詰んでるか、想像なんですが、通信時にハッチ開けてるんですよね。対放射線防御なら海底に沈んでればよかったのですが、恐らく生命維持装置ぶっ壊れて浮上&ハッチ開放せざるを得なかったのではないかと妄想します。
  • 熱線と爆風の圏内というのもあり得るんですが、あんまり近いと、頑張って岸まで遠泳して城内退避という手が使えてしまうので微妙だなあと(サリィでもやれたんだし)

このあたり、「2度以上読まないとヒイロが詰んだ理由が分からなかった」という人が多く、絶対的に描写不足だと思います。ちなみに、私も分かりませんで、何度か読み直して、ようやく脳内補完しました。ほんの数行ずつでよいので、加筆されることを強く望みます。

2013/02/04追記:単行本にて「コクピットハッチが壊れた」旨が加筆されました。

超いまさらですが、残存放射能が少ないとされるのは純粋水爆と呼ばれるカテゴリのようですので、これかなあと(実際には開発断念されたようです)。また、被害要約については、核爆発の効果が参考になるかもしれません。肝心のスペックが明示されていないので、参考程度ではあります。

次に、Dr.Jとピースクラフトの関わりについて。なんでP.P.P.を破壊せずに封印としたのか分からず、1日くらい悩んでおりました。

  • 意味がよく分からんというか、何でそれを破壊しなかったのか、理解に苦しむ。
  • 先ほどの感想ツイートの訂正。破壊しなかった理由はなんとなく推測がついた。ついたような気がするけど、もしこの推測が正しいとしたら、ひどいと思う。あなたに何の根拠があって、人を試す資格があるというのか。
  • トマスとジェイのやろうとしていたことが、やっぱり大規模テロ以外の何者でもなかった件。
  • P4を作ったのは誰→トマス/P4をP3にしたのは誰→カーンズ(ここ推測)/P3を封印したのは→Dr.J/P3を医療ナノマシンと結びつけたのは→ディズヌフ/こともあろうにリリーナの生死と結びつけたのは→Dr.J としか読み取れないんだけど合ってるのかしら。
  • Dr.Jの人となりについて改めて考えていたら、「マジで狂ってる」とか「なんでそんなに人を試すの」とかロクでもない感想しか出て来なかった件。
  • Dr.Jは常にピースクラフトを試している。P4を破棄せずにピースクラフトに預けたのは、世界にパスコード1つで大虐殺を起こせる兵器(核の暗喩かも)を持たせて、なお完全平和を主張できるかどうかを見届けようとしたのかもしれない。実際、マルティクスはそれを使うことなく死んだ。このあたりの経緯には初代ヒイロも噛んでるようだし、過去編で言及されるのかしら。
  • AC196の時点では、Dr.Jはヒイロのみ眠らせる予定だったように思える。
  • 当初、冬眠装置を開発したDr.Jは、ヒイロを人類に対するカウンター、抑止力として冬眠させる予定だった。が、実際にはリリーナがP.P.P.によって人類のカウンターになってしまった。ヒイロはそのリリーナのさらにカウンターとして結果的にやっぱり冬眠することになってしまった。などと妄想。
  • 上記だと、わざわざ2号機を作った理由がうまく想定できないので、さっきの自説は、実はちょっと保留にしておきたい気分です。
  • ヒイロのあとを追っかけたくなったリリーナ様用というのはどうだろう。平時のリリーナであれば、そんな選択はしないだろうということを見越して、しかし、試すために選択肢を提示するくらいはしたかも。愛する人とともに生きるか、たった一人でも平和への道を切り開くか。もしかしたら、AC196春の記録の前後で、そんな会話があったかもしれないなどと妄想します。
  • @*** はい。なので、私は2号機は「恐らく使われないであろう」リリーナ用説をとります。今のところはですが。
  • Dr.Jは唯一残ってる旧世代の亡霊、生きて現世代を縛るサイバーゾンビだとは思います。生きているけれども、亡霊であるに等しい。それをヒイロたちは何とかして越えなければならないわけで。その面では割とわかりやすい、かも。そして、その面だけで語れるお話ではないのですが。
  • というのも、世代を超える病という概念について、FTのはじめのはじめで、Dr.J自身が語っているからです。
  • おそらく今月号の収録は7巻もしくは8巻だと思いますが、1巻の伏線回収が今。2年越し……。
  • 表立っては描かれていないけど、Dr.Jとヒイロの相克を妄想するだけでスープカレーが食べたくなる。ヒイロ絶対Dr.J嫌いだろ。自分たちの命を弄ぶんだから。
  • 人間らしい感情を剥奪されて任務だからと絶対服従していたら、途中から敵だと認識しだして、今はなんて思ってるんだろう。言ってることは正しいけれど覆してみせなければならない、超えてみせるべき壁か。

今回のメインのひとつ、ヒイロとリリーナについて。ヒイロはリリーナがいない世界には生きていても意味がないくらいに彼女を大切に思っていて、それゆえに凄まじい憎悪を見せました。人間くさくなったことを喜ぶと同時に、危うさがそのまま表に出たかのような暴走ぶりで、読んでいて胸が痛かったです。おまえ、他にも生きる理由になる友達作ったほうがいいよ……ほんと……。

  • リリーナの選択はつまり、目の前の1人の死+小国1つの消失+何がトリガーで発動するか分からないP.P.P.を阻止して、P.P.P.が未来に解決している方に賭けたと。P.P.P.は197年現在でもある程度効果があるわけで、それを先延ばしにした選択は、さほど間違っていない。むしろそれしかなかった。
  • Dr.Jができたのは、発動条件の上書きが精一杯だったのかな。P.P.P.のコアは「成長するセキュリティ」とかロクでもないセキュリティがかかってるばっかりに、ノイエンハイムが改ざんした部分しか手出しができなかったということなのかもしれない。さらに、このことを恐らくトロワは知らない。その場にいなかったので。
  • ……総合的に見て、これは、正直に報告上げたらば、……恐らくレディ・アンの首飛んだ&五飛火星に飛ばされたんじゃないかな……。指揮権はカトルからプリベンターに返っているわけで、その時点でディズヌフの深追いを止めず、しかもそれが非正規隊員の所業というのは……。

さて、来月からは待ちに待ったMC編! 10ヶ月ぶりですね! ふつうに考えれば捕まってエリシウム島に行くところからのスタートかと思いますが、もしかしたら基地に取り残されたファザーたちか、VOYAGEの老師からか、それとも火星連邦やラナグリンの話からか。いずれにせよ楽しみです。

2012年7月22日

ガンダムカフェにWメニュー登場

ガンダムカフェのTwitter公式アカウントのアナウンスによると、長らくW系メニューのなかった──一生懸命こじつけても『フローズン・ケーキ』が精一杯だったガンダムカフェに、ついにW系メニューが追加されるようです。大変おめでたいことです。

が、公開されている写真がいまだにモザイク状態なので、

緑はもしかして胸のビー玉じゃなくてタンクトップじゃない? と見えてから妄想がマッハ。... on Twitpic

心の目ではこうとしか見えないんですが、これでいいんでしょうか。

※絵は基本的に載せないでおこうと思っていたのですが、すみません。

2012/09/30追記

任務完了! on Twitpic

過日、実際に食べることができましたので、記念写真を貼っておきます。

2012年6月28日

敗者たちの栄光の感想(1)

※このエントリの内容は暫定です。あまりに内容に自信が持てないので、あとでごっそり修正したり、削除したりするかもしれません。あらかじめご了承ください。

ヒイロの抱える葛藤について

ヒイロ・ユイ本人が自覚できる建前と、自覚できない本音が真逆を望んでいて、結果的に本音を優先してしまうという個人内葛藤は、TV版と敗者版の両方で表現されていると思いますが、その内容がなんとなく違ってきていると感じております。
今までの連載分で顕著なのは、ノベンタ誤殺後と、リリーナとのやり取りの2点でしょうか。

比較のためにTV版を改めて観直したら、TVシリーズ6話~8話のヒイロは動揺しっぱなしでとても面白い人でした。敗者版は動揺が外に現れる頻度が少ない印象です。

その1:ニューエドワーズ編

TV版・敗者晩の両方において、ヒイロは「作戦ミスは死だ、だがこのままでは死ねない」と言ってICBMまたは大型ミサイル(以下、比較のためミサイルと呼称)阻止に動きます。
また彼は、「ミスは精算しなければならない」とも言います。
ミス=任務失敗であれば、自殺は精算方法の一種であると受け取れます。
では、なぜヒイロは自殺を含まない精算方法を選んだのか?
あるいは、自殺を上回るモチベーションとは何だったのか? となります。

恐らくそれは、どちらもサリィの「私達の身勝手なお願いを聞いて欲しい」という一言なのですが※1、TV版と敗者版の状況の微妙な差で、受ける印象が変わっています。

TV版はOZがミサイルを基地ごと自爆させるという展開でした※2。TV版のヒイロに与えられている選択肢は、

  1. 何もせずこのまま全員死ぬ
  2. ミサイルを止めて全員生き残る
  3. 他を見捨てて自分だけ逃げる

のほぼ3択です。

対して敗者版では衛星軌道からの大型ミサイル攻撃であり、自爆ではなく外部から飛んでくる脅威です。 TV版に加えて、ヒイロには、

  1. 地上に影響の出ない高高度でミサイルと相打ちになる※3
という選択肢が増えます。
ミスの精算は別の機会に(ノベンタの遺族に断罪を仰ぐなど)あるとするならば「3」を選べばいいし、ミスを償って死ぬなら「4」でもいいわけです。しかし、彼はそれらを選ばず、変わらず「2」を選びました。ミスを償い、かつ生き延びる道をです。

個人的には、「サリィのお願いに突き動かされるようにミスを精算しようと動いた結果、死ねずに生き残ってしまった」感の強いTV版の方が好きです。敗者版は選択肢が豊富である分、より積極的に生存ルートを選んだ感があり、解釈の余地が狭くなっているような気がするからです。

2012/07/10追記:半径300km→30kmで脅威度が随分下がったことも原因のような気がします。

※1 突如コードネームで呼ばれたので、Dr.Jの身内の指令(=絶対の任務)と認識したのかもしれませんが、それだと「お願い」の一言が無意味になってしまうので、措きます。
※2 半径300kmはないわと観るたび突っ込むのですが、設定は物語に奉仕すべきと考えているので、そのリアリティについては措きます。
※3 もしウイングガンダムにゼロシステムが積まれていたら、お勧めしてきそうな方法です。その意味では、ゼロシステムが導入された後半は葛藤が目に見える形で表れてくるので分かりやすいのかなあと。

その2:パーティ・ナイト編

TV版のヒイロは寮の部屋にやってきたリリーナにとっさに銃を向けるが、撃てませんでした。
その後も彼はリリーナを殺したいはずなのに殺せず、「何をしているんだ俺は、こいつは死んでくれた方がいいはずなのに!」「なぜ殺せないんだ!」と葛藤します。

対して、敗者版のヒイロは、デュオと同様に銃を常備しているはずなので、リリーナを殺そうと思えば殺せました。
にも関わらず、実際にはデュオに渡された弾抜きの拳銃を使い、殺さない方を意図的に選びました。
殺すか殺さないかの葛藤について、このことによって自分の中で一旦ケリをつけました。

こちらも、好みとしてはTV版の方です。特に、引き金を引こうとする際にリリーナが「ここでまた騒ぎになるのは困るのではなくて?」「せっかくの学園祭ですもの、あなたも楽しんでいって。せめてダンスが終わるまで」と猶予を与えたことを、のちのちのヒイロは殺すのを躊躇った自分への言い訳としているのではないか───などと考えると、葛藤が残されている方が楽しかったりするのです。

2012/07/10追記:敗者版は敗者版で「デュオが妨害したから諦めた」と言い訳していたら、個人的には面白いです。

何度も揺れ動くうちの成長か、後戻りしない成長か

TV版と敗者版、どちらも一理あり捨てがたいものです。
TV版は毎週必ず見てもらえるとは限りませんし、敗者版はペースが遅く、どこかを必ず省略しなければなりません。
その結果、この2つのエピソードをそれぞれ見比べると、解釈の余地の広さはもちろん、「死ななければならない⇔死にたくない/死ねない」「殺さなければならない⇔殺せない/殺さない」の葛藤の反復が、敗者版では薄くなっているように感じられます。

愚直に比較すると大変な分量になってくるので避けますが、TV版は「ある程度の反復を行うかわりに解釈の余地が広い表現」、敗者版は「着実な描写を重ねる代わりに解釈の余地をやや狭めた表現」を選択する傾向にあるように思いました。いかがでしょうか。

敗者版は、このペースなら年内には1クール最大の山場、ヒイロの自爆まで行きそうです。これは葛藤の内容としては単純な部類に入りますし、元から解釈の幅もほとんどないので、そのままのエピソードで行くだろうと思っています。
むしろ、コロニーと自分の命の二者択一を迫られて、ためらわずに自爆せずして、何がヒイロかと。
コロニーの重みは、年齢の割には幼い彼の葛藤など、簡単に叩き潰してしまうのです。

リリーナとヒイロについて

TV版ではリリーナの復讐はレディ・アンに向かったので、当然その流れでヒイロに復讐心を向けるものと思い込んで、ひとつの危惧を抱いておりました。
復讐心を恋愛感情が越えてしまうというのは非常にありがちな流れなので、二人の関係が陳腐になってしまうのではないかというものです。

しかし、実際にはそうなりませんでしたので、素人に過ぎない自分の思い込みを恥じております。

今心配なのは、レディ・アンの悪役ぶりが今のところ薄いことと、せっかく早めに登場したシルビア・ノベンタのイベントをリリーナが肩代わりしてしまったことで、彼女らの存在感が薄くなってしまわないかということです。シルビアは元々リリーナとキャラが被っているところがありますが、この先うまく使われることを期待しております。彼女好きなんです。

デュオの役回りについて

FT以来、彼が出てくるとシーンが西部劇風テクスチャで塗りつぶされるので、いつヒイロとリリーナの背後に回転草が転がってくるか気が気でなりませんでした(嘘)

先月からうすうす予感していましたが、敗者版におけるデュオの位置付けがはっきりしてきたような気がします。しかし同時に、TV版で培ったキャラ造形を若干逸脱しているようにも見えてきました。
裏を返せば、逸脱させてでもやるべき役回りが彼には設定されているとも言えます。

連載当初から、彼は「主人公」というよりは「読者視点の提供者」です。これまで目撃者のいなかったシーンに彼の存在が追加されているのは、その顕れです。敗者版におけるそんな彼の役割は、Frozen Teardropにおいてファイルを編纂する頃まで継承されています。

すなわち、AC~MCを通して、Wの最重要人物であるヒイロとリリーナの物語の目撃者であり、ひいてはW世界の歴史をファイル化する観測者としての役割を課されているのが、敗者版のデュオ=FTのファザー・マックスウェルです。
ファザーは与えられたこの役割について、少年時代よりもずっと自覚的になっており、敗者版における過去の自分の役割が同じであることを自ら示唆しています。

ただし、だからといってデュオは、単なる歴史の傍観者に留まってはいません。自らも歴史の中で物語を背負う当事者であり、その流れの中に飛び込んでいって状況の進む方向を変え、あるいは加速させるトリックスターでもあります。
そんな目撃者とトリックスターの側面を同時に顕したのが、ヒイロとリリーナの対峙に割って入ったシーンであり、「屋根の上から見ている」「上から突如飛び降りてくる」「モノを与える」という振る舞い自体が彼の立場を象徴的に示しており、改変の意図が非常に分かりやすくて面白くなっているなあと感じました。

おまえはレイヴンかコヨーテかロキか何かか。

そんな敗者版のデュオも好きです。目撃者の役割は今後他のパイロットたちにも引き継がれていくのか、継続して彼に集中していくのか分かりませんが、今後も楽しみにしていたいと思います。

2012年6月25日

MCファイル4の感想(4)

Frozen Teardrop単行本6巻が発売されたので、再読いたしました。細かいところがちょこちょこ直ってたりしますが、大筋での変更はありません。
で、連載当時にはあまり分かってなかったところについて、いくつか腑に落ちた点ができたので、メモ代わりに残しておきます。
それにしても、プロメテウスのフル装備の重量はすごいことになってそうだ。ガトリングだけで本体分くらいの重さがありそうです。

デュオの独断プロメテウス奪還作戦

  • デュオによるプロメテウス奪還作戦は、後から振り返るに、機体同士による戦闘では互角だったナイナをMSから降ろして退場させ、残りの戦隊を自分とドクトルTで分担して圧倒しようとした、という感じかしら。ただし、ナイナを戦場から退場させるのは、当初のプランには入ってなかった可能性が高いと思う。
  • ナイナの提案に乗ったのは、彼女をMSから降ろすためと、夜になるのを待つ、そして、ナノマシンを散布する時間を稼ぐため。デュオは、他人にそれと悟られずに魔法使いのナノマシン制御機能を行使できるので、生身で行動している間も状況を続行できる。
  • ナイナのサンドイッチを食べてあげたのは作戦上の時間稼ぎでもあるし、W教授の言う通り、彼なりにナイナへの優しさ、絆の示し方でもあったんではないかしら。空腹だったしね。
  • ただ、そういうだまし討ちみたいなやり方でナイナを戦場から遠ざけたのは、彼女のプライドを死ぬほど傷つけている可能性がありそうなので、もしドクトル一行と一緒に捕まった場合、デュオは多少は覚悟しておいた方がいいと思うのであった。最初から覚悟込みかもしれんけど。

ナイナの手作りサンドイッチとか

  • ナイナの方は、個人的な思い込みが混入しそうなので、こう、考察の範疇からはみ出る。ただの感想ですが。
  • サンドイッチで買収なんて甘っちょろいこと、最初からほとんど考慮に入れてないと思う。デュオが戦う理由を知っていて、それが(恐らくは)重いものであることも知っているなら、なおさらだ。
  • だから、あれは彼女なりの決別の食事なのだと思う。アメリカ行きの通夜(新大陸に渡ったら二度と生きて会えないという意味で開いたアイルランド移民たちの行事)みたいな。
  • 過去の思い出話しかしてない。これからの話とか全然ない。道を決定的に違えてしまって、最後に話ができる機会を惜しんでいるように見える。もちろん、全部が私の読み違いかもしれないけれど。
  • と解釈してみたところで、両者ともに多少状況に流されてる感はあるのだけどね!
  • 本気でデュオを味方に強引に引き入れる気なら、サンドイッチに睡眠薬混ぜるくらいのことはできたはずだからなあ。
  • デュオがナイナに作った借りというのは何だろう。彼女が思い出話に付き合ってくれたことかしら。だからそれを何らかの形で返済しようとした。ウサギの手品とか、自分がこれからしようとしていることのヒントとか、そう考えると楽しい。
  • デュオはナイナを倒してしまうつもりだったけど、戦場から遠ざけることで借りを返したのかなとも思う。

フォボスの成長物語

  • ドクトルは、フォボスに帰る場所を用意してやれなかったと悔やんでいるけれど、気に病むことはないと思うんだ。フォボスはもう、自分で戦う理由を見つけているじゃないですか。狼狽することはもうやめて、たぶん、自分が感情を寄せる人たちのために戦っていくのだ、これからは。
  • 一緒に3巻も読み返した。最初は、フォボスが状況に流されるかのようにパイロットに選ばれて訓練を受ける流れが分かりませんでした。でも読み返したら何となく分かった。彼は、何者でもない自分が、技術を得て何者かになっていく過程を楽しんでいたように思える。
  • 何者でもない空っぽの、使い捨て兵器であることをやめて、狼狽もする人間になる。それが彼にとっての第3の道だった。同時に、その道を選ばせてくれたお嬢様には借りができた。それが、6巻で彼の言う「返したい借り」なのかなあと。
  • フォボスはもう狼狽しない。昔のように、名もない兵器に戻るけれど、何のために戦うのか、もう分かっている。そのためにはたぶん、命さえも擲てる。だから名無しに戻るのだ。と、こんな感じかしら。フォボスのお話は、3巻とこの6巻で一旦落ち着く感じかも。

フレンドさんが呟いておられましたが、ドクトルTの語りとあわせて読むと、手元から巣立っていく子どもと見守る親の関係を思わせる、余韻の残る結末でした。ファザーよりはちょっと遅くなったけど、ドクトルTは新たな家族を得たんだなあ、と感慨深かったです。

2012年6月24日

旧友に贈る手紙、あるいは、Frozen Teardrop入門

中高大と一緒につるみ、一緒にWにだだハマリしていた友人が、FTでW読者に戻って来ました。
こんなに嬉しいことはありません。

が、読み始めて早速、「これは続編なのパラレルなの」「家系のつながりが分からない」「名前を盗み過ぎてて何がなんだか」などと困惑メッセージが届きましたので、彼女がくれたリプライやらDMに対応する形で、私の把握でよければという感じで、Twitterのつぶやきを主に書いてみます。

いつもそうですが、今エントリはかなり私の思い込みが含まれます。すべてを真に受けないでください。

正確な意味での続編というよりは、作中作、または劇中劇

「ファイル」は「集めるだけ集めた過去の情報断片を齟齬が生じないように辻褄をあわせた体験データ」であって、本当にあった過去そのものではないと思ってます。情報が若干偏っただけで全然違うファイルが生成されるのが、作品内における、その証左。

FTはとある形式(ゼロシステムの未来予測と同様のロジックによる過去予測)で一本筋通した歴史観に過ぎず、もしFTが無事終われば「ヒイリリが冬眠に入ったのは実は197年じゃなくて199年という説も」とか「ファザーの放浪中の記録はほとんど残っていないが実は某戦線に参加して云々」とかUC時代並のアクロバティック解釈が出現可能なのです(逆襲のギガンテスやガンダムKATANAを横目に見つつ)

で、過去編のみならず、未来における火星編さえ「~ファイル」と言い切っているのですから、あれを閲覧しているメタ存在(=我々)がいるのは間違いないわけで、所詮すべてはゼロが記録の断片から生成した体験ファイルに過ぎないと。
なので、気に入らないところは「ゼロと趣味が合わなかった」と思って、事実だけ記憶に納めてさっさと次に行くが吉でしょう。

私など、56億7000万年後にウイングゼロに載ったAIユニット(なぜかヒイロ人格)が地球外生命体に回収されるところまで妄想完了済みです。
名をつけて概念化しないと、この妄想を成仏させられそうにないので、とりあえず「非実在ガンダムW」と名付けておきました。よければお使いください。

家系のつながりが分からない

つ【Frozen Teardropにおける有力者の家系図

登場人物の顔が似過ぎてて把握できない・血族ばっかじゃない?

ファイブスター物語と一緒です。逆に、志を継ぐ者は同じ顔をしていると思った方がいいです。
それでも納得行かない場合は、記録に風貌や言動が残ってなくて、適当な既存データでゼロが補完しているとでも思ってください。
それでも指導者ヒイロの若かりし頃の風貌にはびっくりすると思うので、設定資料集の指導者ヒイロ(暗殺直前)の眉目と髪色を観察するといいです。TVの最初からそっくりに設定されていたのが分かります。
あとはその、なんだ。なまじそっくりに描けてしまうので気づきにくいけれど、あさぎ先生は元の絵柄がWと違い過ぎるので、村瀬キャラに似せてまったくの新しいキャラを描けというのは難しいんじゃないかしら。
ブラインド・ターゲットの菱沼先生デザインも、既存キャラクローン以上にはなってなかったし……。

私個人の好みとは違うしデメリットも多いけれど、血族というくくりで話の筋を通すという手法そのものはアリだと思います。宇宙世紀はでかくなり過ぎてしまったものね。

設定はどうなの

歴史的な因果関係という意味では大丈夫そう。

ただ、科学考証に関しては、北半球から赤道を越えて南半球に行っても、なぜか季節が反転しなかったりするので(4巻)※、推して知るべし。
最近のガンダムと違ってSF考証担当がいないようなので、「ああ間違ってるわウフフ」と思って次に行ってください。連載1回ごとに1~数回出てくるんで落ち着かないけど。

※あとで理由が出てくるかもしれないので、間違い確定というわけではないです。

デュオがクズになってるって聞いたけどホント?

※デュオファンだったので、最初の質問がこれでした。

戦わない人生の送り方が分からなくて、20代~30代前半でドン底に落ちました。これがまた、自分に嘘をついている人間が自分について語るという形式を採っているものだから、とてつもなく分かりにくいのだけど、ものすごく苦しんでおります。かわいそうで見てられない。

つ【Desperado 和訳

が、そこから一気に父親の顔をするようになりました。中二病だけは治ってないけど、たぶん一生治らないんだぜあいつ。
詳しくは4巻を読めば分かると思うけど、自分が犯した真の罪を知り、そこから成長できていない自分を知り、息子を得て父親(=次世代の育成者)としての生き方を見出すようになるまでが彼の成長物語なので、ちゃんと見届けてやってください。

見下げてはいけない。彼らは私たちだ。トロワも自分でそう言ってる。

ジュニアの話はまだ出てこないのでまた今度。

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また何か訊かれたら、続きができるかもしれませんが、今日はこんなところで。
なお、FTにおける新規キャラで一番のお気に入りは誰かと訊かれたら、「AIゼクス」と答えます。
AIだいすき。

2012年6月17日

ROBOT魂 〈SIDE MS〉 ウイングガンダムゼロ

ハイコンプロ以降、ずっと放置されていたTVシリーズが帰って来ました!
というわけで、発売日にお迎えに行って来ましたので、いろいろ撮って遊びました。

※日々勉強中ですが、相変わらず写真は下手です。三脚が欲しい……。

かっこいい。こんなかっこいいウイングゼロ(TV版)がかつてあったでしょうか。
正面顔よりは横顔気味の方がきれいで好きです。
なぜかサーベルが2本ついているので、二刀流ごっこができます。パイロットはきっとカトルなのでしょう。
バスターライフルもきちんと持てます。
左右の拳が合体しているパーツがついているので、このポーズもらくらく再現可能。
……のはずなのですが、ステージへ接続する付属のジョイントパーツの摩擦力が少な過ぎて、浮かせてポージングさせられません。なんともったいない。
シールドの衝角もちゃんと伸びます。
撮り忘れましたが、差し替えでマシンキャノン展開状態を再現できたり、肩のサーベルラックも開閉できたりします。が、サーベルをしまうポイント自体はありません。引き抜く最中のポーズとかさせてみたかった……。
そんなわけでジョイントがまともに仕事をしてくれないので、ネオバード形態は置いて撮るしかありませんでした。
なんでもウイングゼロ(EW)に見える魔法の翼を装備してみました。
以前にMGウイング(TV)とMGウイングゼロ(EW)で実践済みなのですが、相変わらず違和感が仕事しなくて困ります。
せっかくなので、先月の敗者たちの栄光の扉絵にあった、ウイング(EW)+ウイングゼロ(TV)を試してみました。
あれ、全然違和感がない……?
これは普通に出てきてもおかしくないような気がしてきました。

2012年6月11日

検索ワードがおもしろかったので

レンタルブログにはありがちなことですが、当ブログにも検索ワードの解析サービスがついております。
特にSEOとか気にしていないので、眺めて何かリアクションを起こすわけではないのですが、たまに眺めると面白かったりします。
先日はこんな検索でお越しになった方がいらっしゃいました。

「セプテム 退場させるには」

レディ・アン様、こんなところ見てないで仕事してください。

※本稿をご覧になっての、検索ワードを使用するメッセージ送信はご遠慮ください。当ブログ管理人は天然を歓迎いたします。

2012年5月26日

プリベンター5の感想(2)

Twitterでは発売日の正午をネタバレ解禁タイムと個人的に定めているのですが、今月はその時間帯に不在なので、思うところを先にまとめてスケジュール公開させていただきます。これで留守でもネタバレTLには参加できる……!

Frozen Teardrop 6巻の表紙が、雑誌上でも公開されました。
未完成とはいえ姿を現したプロメテウスはもちろん素晴らしいのですが、中身を知った上でカトルの姿を見直すと、彼の行動のネタバレになっています(マントと弓矢、視線が逸れている)
3巻表紙のカトリーヌと対になっているのも良いですね。妹は楽弓を手に、兄は武器の弓を手に。

プロメテウスのシルエットがP.337に小さく載っています。これをスキャンして色反転してトーンカーブをいじると、装甲が出揃ってない感じのそれらしい姿がちょっと見られます。写真補正ソフトを持っている方はお試しください。

サムについて

やはりというべきか、当然というべきか、初期化されていたので残念。どうやってサムがピースクラフトを見分けているかですが、リリーナが2歳まではサンクキングダムにいたことを考えると、幼少時に生体認証を済ませていたという線があり得ます。現時点で話に関わってきていないカテリーナ(カテリナまたはサブリナの娘)はともかく、サンクキングダム滅亡までマルティクスは存命だった可能性が高いからです。
あるいは、カテリナ・サブリナとリリーナの顔が全く同じだったとか?
ただ、誰が何を考えてサムを隠したかまでは、今の段階ではよく分かりません。
おそらく、もう1~2冊くらいは過去編が来るのかと思いますが……。

しかし、ゼロシステムは古典コンピュータだったのか……そうか……。

ディズヌフ・ノイエンハイムについて

50年前の正体不明のプログラムのバグ取りだと……絶対やりたくないわ……。

真っ黒いクロマク◎かと思いきや、クグツ●成分高めのカゲムシャでした。なんでそこでもう一枚をニューロにしなかった! もっとプレアクトですりあわせしとけよ!(なんかTRPG的表現が混じってますがご容赦ください)ノインのハイスペックっぷりからは想像できないレベルのポンコツすぎて、早くも萌えキャラの域に達しております。これでノイン似の迫力ある美女だったら私の心臓が危なかったので、おじさまで良かったです。
今のところ父ノーベェに忠実な部下といったところですが、そのままの役割を全うするのか、どこかで独自の野望が生えてくるのか、FTの(誰かの面影を引き継いでいない)数少ない完全新規キャラであり、設定を支える重要人物と目されるだけに先が楽しみです。
そういえば、ノーベェってまだ生きてましたっけ、死んでましたっけ?

ドロシーとレディ・アン

最凶コンビとしかいいようがありません。
今回の腹筋崩壊パート担当と理解いたしました。いいぞもっとやれ!

リリーナについて

一年ちょっと前に、こんなエントリを書きました。

FTにおいて彼らに課せられている使命がどんなものであるかについては、この時に一度考察を済ませておりましたが、メタ構造として語られることを想定していたので、リリーナ本人が自覚しているとは思いませんでした。
自覚しているのなら、なおさら辛い道を彼女は歩むことになります。
天国は演算によってもたらされるものではない、というのは聖書でしたっけ(うろ覚え)
ラプラスの箱サムを叩き壊した彼女に訪れるのは希望か、絶望か。

ガンダムパイロットたちについて、あるいはプリベンターについて

プリベンターがいずれ腐るかもしれない、というのは彼らはすでに予測していたわけで、それがMC0022に成就してしまっているかどうかはMCファイルの続きでのお楽しみ、ということでしょうか。
個人的には、腐っている、に一票を投じます。キャシィに階級がついているからです(彼女本人がどうかはともかくとして)
この時点でカトルたちがプリベンターを警戒気味なので、スノーホワイト&ワーロック開発で五飛と協力しながらも、プリベンターそのものとは距離を取って立ち回ってたのかもしれないな、などと想像したりしております。

2012年5月22日

アーマーガールズプロジェクト MS少女 ウイングガンダム【EW版】

確か、最初にMS少女ウイング(その頃はEW版とは言わず、アーリータイプと呼ばれていました)が世に出た頃、私はあまりいい印象を持っていなかったと記憶しております。デザイナーさんがEndless Waltzをご覧になってないと公言されていたのが、個人的にはだいぶマイナス評価になってしまっていたのですね……。

そんなわけで、発売発表直後まではスルーしようかどうか悩んでいたのですが、そうこうするうちに中の人(雪菜)にだんだん愛着が湧いて来まして、ついには「いろいろとどうあれ、Wの仲間じゃん! 買おう! 買わせていただきます!」といつもの流れへ。
発売当日にお迎えに行ってまいりました。

動かすのが難しくてまだほとんどポーズを取れていないのですが、時間ができたらゆっくり遊びたいと思います。

チラ見せの絶対領域がかわいいです。

2012年5月21日

第51回静岡ホビーショー

より美しい金環日食を求めて東に行ったので(とてもアバウト)、ついでに静岡に降り立ってホビーショーを見てきました。
主たる目的は左の通り、Wのブースを観るためだったのですが、結局会場全部をほぼ全部見て回り、モデラーさん方の情熱を目に焼き付けてまいりました。

それにしても、左図の展示の仕方では、結局何がどうなるのかさっぱり分かりませんでしたので、Wブースの左隣、BB戦士シリーズブースのスタッフ出入口でたたずんでらしたラガーマン風の風貌の方を捕まえて、いろいろとお話をうかがってまいりました。

キャンサーの愛称「カニ」が普通に通じました。
良い人だ!

次のMGの話。
MGでもHGでもROBOT魂でも(事業部が違うのは分かってますが)量産機が欲しい! リーオーとか! カニとか! ビルゴとか! マグアナックとか! と暑苦しくプッシュしてきたのですが、ガンダム系と違って、脇役はなかなか企画が通りにくて……担当はW好きでもちろんそのあたりも出したいのですが……みたいな感じで、MG一番手でリーオーとかはなさげでした。しょぼん。

次のMGは、皆さんが来るだろうと思っているものが来ます、とおっしゃっていたので、割と正攻法のが出てくるのかなと思いました。個人的にはトールギスIかな、と思いましたが、発表を楽しみに待ちます。

Frozen Teardropと敗者たちの栄光の話。
「あれプロメテウスですね?」
「そうです」
で、FT6巻表紙はプロメテウスで確定いたしました。他のデザインももう存在しているとのこと。それはもう予想しておりましたが、4機の中でまさか一番乗りがプロメテウスになるとは思いませんでした。

最終装甲がところどころなかったり、火力をさらに追求しているのか、ミサイルポッド増えてる気がしたり、あと十字架がパニッシャーにしか見えなかったり、なかなか中二力の高い機体と化しているようです。全身設定はいつ出てくるんでしょうか。

展示されていたジオラマのスノーホワイト、ワーロックの2機は、予想通り、XXXGフレームに直接マントを被せたと思しき大きさと形状でした。ビームサイズはおそらくMGデスサイズの改造品の1点もの、もしくは参考試作と思われます。以前同一構図でムックに作例がありましたので、それかと勘違いしていたのですが、見比べたら全然違いました。マントの質感がものすごく精密で良い!(スケールが違うので当然です)

FTと敗者のプロジェクトについては、内部として目指しているところはあるが、長い目で見守ってほしいとのことでした。待ちます!

追記:読み返して、ぼやかしすぎて誤解を招く書き方だと思いましたので、補足いたします。「Wプロジェクトについては関係者間の連絡会議が定期的に持たれていると伺いましたが、仮にこの先MGでWシリーズをリリースしていくのであれば、現状以上のメディア戦略があった方が良いと思いますけれども、そのあたりの計画はもうあるのでしょうか?」というのが私の訊いた内容でしたので、それを踏まえて解釈いただければ幸いでございます。

ウイングゼロEWとエピオンEW。背後は来月発売の敗者3巻。トロワのピンとヘビーアームズでした。

ガンダムデスサイズEWとガンダムヘビーアームズEW。

ウイングガンダムEW。

ガンダムサンドロックEW。

シェンロンガンダムEW。
今になって思い出しましたが、追加装備パーツセットは出ませんかと訊くのを忘れていました。

隣にあったBB戦士のブースの一部。ウイングゼロEWは、ちょっと昔に出ていたキットです。

もう一つ、ホビーショーに行く強力な動機となったニャッシマー。経済的にも置き場所的にも手を出したら破綻するので普段宇宙世紀ものは我慢してしまうのですが、もしもこんなキットがあったら買ってしまいそうです。

帰りは、静岡県民の方がこぞってお勧めになった、さわやかでハンバーグを食べてきました。

本来の予定では、このあと金環食の中心食線を目指して移動する予定でしたが、どうも天気が悪そうなので断念し、帰宅いたしました。

追記:おかげさまで、自宅にて金環日食も無事観測できました。