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このブログについて

本ブログは、新機動戦記ガンダムWの新作シリーズとして最近ガンダムエースで展開中の『Frozen Teardrop』、および『Endless Waltz 敗者たちの栄光』の考察・感想・情報収集のために運営しております。基本的に、どこよりも早いニュースや、あらすじの掲載はありません。にも関わらず、発売日以降は既知としてネタバレ全開で扱いますので、悪しからずご了承くださいませ。


エントリは、誤解を招く内容を発見した時や、状況が変化した場合に加筆修正する場合があります。

2012年5月26日

プリベンター5の感想(2)

Twitterでは発売日の正午をネタバレ解禁タイムと個人的に定めているのですが、今月はその時間帯に不在なので、思うところを先にまとめてスケジュール公開させていただきます。これで留守でもネタバレTLには参加できる……!

Frozen Teardrop 6巻の表紙が、雑誌上でも公開されました。
未完成とはいえ姿を現したプロメテウスはもちろん素晴らしいのですが、中身を知った上でカトルの姿を見直すと、彼の行動のネタバレになっています(マントと弓矢、視線が逸れている)
3巻表紙のカトリーヌと対になっているのも良いですね。妹は楽弓を手に、兄は武器の弓を手に。

プロメテウスのシルエットがP.337に小さく載っています。これをスキャンして色反転してトーンカーブをいじると、装甲が出揃ってない感じのそれらしい姿がちょっと見られます。写真補正ソフトを持っている方はお試しください。

サムについて

やはりというべきか、当然というべきか、初期化されていたので残念。どうやってサムがピースクラフトを見分けているかですが、リリーナが2歳まではサンクキングダムにいたことを考えると、幼少時に生体認証を済ませていたという線があり得ます。現時点で話に関わってきていないカテリーナ(カテリナまたはサブリナの娘)はともかく、サンクキングダム滅亡までマルティクスは存命だった可能性が高いからです。
あるいは、カテリナ・サブリナとリリーナの顔が全く同じだったとか?
ただ、誰が何を考えてサムを隠したかまでは、今の段階ではよく分かりません。
おそらく、もう1~2冊くらいは過去編が来るのかと思いますが……。

しかし、ゼロシステムは古典コンピュータだったのか……そうか……。

ディズヌフ・ノイエンハイムについて

50年前の正体不明のプログラムのバグ取りだと……絶対やりたくないわ……。

真っ黒いクロマク◎かと思いきや、クグツ●成分高めのカゲムシャでした。なんでそこでもう一枚をニューロにしなかった! もっとプレアクトですりあわせしとけよ!(なんかTRPG的表現が混じってますがご容赦ください)ノインのハイスペックっぷりからは想像できないレベルのポンコツすぎて、早くも萌えキャラの域に達しております。これでノイン似の迫力ある美女だったら私の心臓が危なかったので、おじさまで良かったです。
今のところ父ノーベェに忠実な部下といったところですが、そのままの役割を全うするのか、どこかで独自の野望が生えてくるのか、FTの(誰かの面影を引き継いでいない)数少ない完全新規キャラであり、設定を支える重要人物と目されるだけに先が楽しみです。
そういえば、ノーベェってまだ生きてましたっけ、死んでましたっけ?

ドロシーとレディ・アン

最凶コンビとしかいいようがありません。
今回の腹筋崩壊パート担当と理解いたしました。いいぞもっとやれ!

リリーナについて

一年ちょっと前に、こんなエントリを書きました。

FTにおいて彼らに課せられている使命がどんなものであるかについては、この時に一度考察を済ませておりましたが、メタ構造として語られることを想定していたので、リリーナ本人が自覚しているとは思いませんでした。
自覚しているのなら、なおさら辛い道を彼女は歩むことになります。
天国は演算によってもたらされるものではない、というのは聖書でしたっけ(うろ覚え)
ラプラスの箱サムを叩き壊した彼女に訪れるのは希望か、絶望か。

ガンダムパイロットたちについて、あるいはプリベンターについて

プリベンターがいずれ腐るかもしれない、というのは彼らはすでに予測していたわけで、それがMC0022に成就してしまっているかどうかはMCファイルの続きでのお楽しみ、ということでしょうか。
個人的には、腐っている、に一票を投じます。キャシィに階級がついているからです(彼女本人がどうかはともかくとして)
この時点でカトルたちがプリベンターを警戒気味なので、スノーホワイト&ワーロック開発で五飛と協力しながらも、プリベンターそのものとは距離を取って立ち回ってたのかもしれないな、などと想像したりしております。

2012年5月22日

アーマーガールズプロジェクト MS少女 ウイングガンダム【EW版】

確か、最初にMS少女ウイング(その頃はEW版とは言わず、アーリータイプと呼ばれていました)が世に出た頃、私はあまりいい印象を持っていなかったと記憶しております。デザイナーさんがEndless Waltzをご覧になってないと公言されていたのが、個人的にはだいぶマイナス評価になってしまっていたのですね……。

そんなわけで、発売発表直後まではスルーしようかどうか悩んでいたのですが、そうこうするうちに中の人(雪菜)にだんだん愛着が湧いて来まして、ついには「いろいろとどうあれ、Wの仲間じゃん! 買おう! 買わせていただきます!」といつもの流れへ。
発売当日にお迎えに行ってまいりました。

動かすのが難しくてまだほとんどポーズを取れていないのですが、時間ができたらゆっくり遊びたいと思います。

チラ見せの絶対領域がかわいいです。

2012年5月21日

第51回静岡ホビーショー

より美しい金環日食を求めて東に行ったので(とてもアバウト)、ついでに静岡に降り立ってホビーショーを見てきました。
主たる目的は左の通り、Wのブースを観るためだったのですが、結局会場全部をほぼ全部見て回り、モデラーさん方の情熱を目に焼き付けてまいりました。

それにしても、左図の展示の仕方では、結局何がどうなるのかさっぱり分かりませんでしたので、Wブースの左隣、BB戦士シリーズブースのスタッフ出入口でたたずんでらしたラガーマン風の風貌の方を捕まえて、いろいろとお話をうかがってまいりました。

キャンサーの愛称「カニ」が普通に通じました。
良い人だ!

次のMGの話。
MGでもHGでもROBOT魂でも(事業部が違うのは分かってますが)量産機が欲しい! リーオーとか! カニとか! ビルゴとか! マグアナックとか! と暑苦しくプッシュしてきたのですが、ガンダム系と違って、脇役はなかなか企画が通りにくて……担当はW好きでもちろんそのあたりも出したいのですが……みたいな感じで、MG一番手でリーオーとかはなさげでした。しょぼん。

次のMGは、皆さんが来るだろうと思っているものが来ます、とおっしゃっていたので、割と正攻法のが出てくるのかなと思いました。個人的にはトールギスIかな、と思いましたが、発表を楽しみに待ちます。

Frozen Teardropと敗者たちの栄光の話。
「あれプロメテウスですね?」
「そうです」
で、FT6巻表紙はプロメテウスで確定いたしました。他のデザインももう存在しているとのこと。それはもう予想しておりましたが、4機の中でまさか一番乗りがプロメテウスになるとは思いませんでした。

最終装甲がところどころなかったり、火力をさらに追求しているのか、ミサイルポッド増えてる気がしたり、あと十字架がパニッシャーにしか見えなかったり、なかなか中二力の高い機体と化しているようです。全身設定はいつ出てくるんでしょうか。

展示されていたジオラマのスノーホワイト、ワーロックの2機は、予想通り、XXXGフレームに直接マントを被せたと思しき大きさと形状でした。ビームサイズはおそらくMGデスサイズの改造品の1点もの、もしくは参考試作と思われます。以前同一構図でムックに作例がありましたので、それかと勘違いしていたのですが、見比べたら全然違いました。マントの質感がものすごく精密で良い!(スケールが違うので当然です)

FTと敗者のプロジェクトについては、内部として目指しているところはあるが、長い目で見守ってほしいとのことでした。待ちます!

追記:読み返して、ぼやかしすぎて誤解を招く書き方だと思いましたので、補足いたします。「Wプロジェクトについては関係者間の連絡会議が定期的に持たれていると伺いましたが、仮にこの先MGでWシリーズをリリースしていくのであれば、現状以上のメディア戦略があった方が良いと思いますけれども、そのあたりの計画はもうあるのでしょうか?」というのが私の訊いた内容でしたので、それを踏まえて解釈いただければ幸いでございます。

ウイングゼロEWとエピオンEW。背後は来月発売の敗者3巻。トロワのピンとヘビーアームズでした。

ガンダムデスサイズEWとガンダムヘビーアームズEW。

ウイングガンダムEW。

ガンダムサンドロックEW。

シェンロンガンダムEW。
今になって思い出しましたが、追加装備パーツセットは出ませんかと訊くのを忘れていました。

隣にあったBB戦士のブースの一部。ウイングゼロEWは、ちょっと昔に出ていたキットです。

もう一つ、ホビーショーに行く強力な動機となったニャッシマー。経済的にも置き場所的にも手を出したら破綻するので普段宇宙世紀ものは我慢してしまうのですが、もしもこんなキットがあったら買ってしまいそうです。

帰りは、静岡県民の方がこぞってお勧めになった、さわやかでハンバーグを食べてきました。

本来の予定では、このあと金環食の中心食線を目指して移動する予定でしたが、どうも天気が悪そうなので断念し、帰宅いたしました。

追記:おかげさまで、自宅にて金環日食も無事観測できました。

2012年5月13日

敗者たちの栄光版ウイングガンダム・ウイングガンダムゼロ

文章でまとめると大したことないのですが、ガンダムエース2012年6月号連載扉絵にてさりげなく表明されているようなので、メモとして残しておきます。

ウイングガンダム

シールド先端部の形状が変わってます。バード形態時には機首と主翼の中間に位置するので、カナードと想像します。私は飛行機はまったく素人なので適当な推測ですが、バード形態での運動性向上を狙っているように感じました(実際正しいかは分かりません)
ヒイロが自分で追加設計をするのか、ハワードの援助を受けるのか、OZによる修復時に追加されるのか、タイミングも楽しみです。
MS形態においては衝角っぽく使うこともできそう。

ウイングガンダムゼロ(ウイングガンダム?)

完全にTV版のスラスター形状だったので、来月には発売されるROBOT魂とのタイアップかとも思いましたが、それにしてはシルエットが微妙に違うように見えます。勘違いかもしれませんが……。

  1. 頭部の形状およびカラーリングはゼロEWではなくてウイングEWの方。耳が白い。
  2. ランドセルユニットもウイングEWのもの。カラーリングも同じ(おそらくブルー)
  3. ウイングユニットはゼロTV版のもの。
  4. サイドスカートはどちらか不明ですがEW版のもの。上端が尖ってるところで判別。
  5. アームユニットもどちらか不明ですがEW版のもの。肘あたりで判別。ゼロEW版とウイングEW版を判別するポイントが隠れているので分からない。
  6. シールドなし。

と、実に巧妙にミキシングビルドされている感があり、現状における正体はさっぱり不明です。
出て来方も妄想してみました。

  • ウイングガンダムのアッパーバージョンとしてゼロ登場までのつなぎになる
  • ゼロの初期バージョンとしてTV通りにネオバード形態で登場する(どこで換装するんだ)
  • ルクセンブルクで放置された機体をトレーズ派が回収して、かつてFTでアオイがヴァンに渡した設計図に従ってゼロのウイングユニットに換装され、ウイングリペアとしてレディ・アンが搭乗する

どれもいいな……最後とかムネアツ過ぎるな……。
単なるお遊び扉絵ならそれはそれでいいのですが、個人的には、ぜひ本編にも登場してほしいです。

2013/09/09追記

公開から1年以上経っているにも関わらずアクセスの多い記事となっておりますので、こちらに追記いたします。

おそらくこのイラストは、ウイングガンダムプロトゼロEWを企画するにあたっての準備デザインの一つだったのではないかと思われます。
ですから、この姿のままで何らかの名前を得て、今後の敗者劇中で登場する可能性は少ないと思います。