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このブログについて

本ブログは、新機動戦記ガンダムWの新作シリーズとして最近ガンダムエースで展開中の『Frozen Teardrop』、および『Endless Waltz 敗者たちの栄光』の考察・感想・情報収集のために運営しております。基本的に、どこよりも早いニュースや、あらすじの掲載はありません。にも関わらず、発売日以降は既知としてネタバレ全開で扱いますので、悪しからずご了承くださいませ。


エントリは、誤解を招く内容を発見した時や、状況が変化した場合に加筆修正する場合があります。

2014年1月30日

特別総集編の感想

実質「これまでのまとめ」であり、あまり書くこともないのですが、2、3メモっておきます。

2014/01/25~29のつぶやきより

  • 隅沢さんがちゃんとドラマCDの脚本上げてその上で小説を3ヶ月連続落としてないだと……!!(誰か俺を殴れ)(殴ってよい)(あと敗者はずっと脚本やっておられるよね)(いや今月総集編で中身半分くらい再録だけどさ)
  • @*** 線香花火の最後の輝きではないかと無駄に心配してしまいます。
  • 冷凍睡眠しなかったらヒイロも脱け殻コースだったんだ……というのが今月の意外な点。言われてみればそうなんだけど。死んだらリリーナが悲しむしね。
  • @*** (デュオJrについて)「何でもかんでも全部背負い込んで」みたいなこと言ってましたから、「こいつは……親から何も学習していない……!!」とかプルプルしていそうです。
  • 今月の総集編はヒイロが残したボイスレコーダーの再生という体裁である。ふつうにあらすじとして読んでもよいが、冬眠前の記憶が矛盾を起こしていることに気づいて、自分自身で記録を残そうとしたんじゃないかとも取れるように思う。

2014年1月20日

ヒイロ・ユイファイルの感想(2)

「よし、ダムエー最大のネタバレをかますぞ! 今月FT載ってるから!!!」
「な、なんだってーーーーー!?」

というやり取りが感想の第一声だった12月分の感想です。酷いな!
いやあびっくりですね。
ドラマCDのシナリオ佳境って公式が言ってるからてっきりそっちかかりきりで落とすかと思いきや(冷静に考えたら1月現在に至るもドラマCDの脚本担当は未発表なので隅沢さんとは限らないのですが)、結構なページ数でした。満足。

アイリッシュフィドルについて

これまでクラシックがほとんどだった音楽ネタに、急にアイリッシュが混ざってきて非常に動揺しております。
何故ならガンダムとは全く無関係に、アイリッシュフィドルを7年ほど習っているからです(だいぶレアだと思います)これをもってフィドラー全員の公式見解というわけではありませんが、多少補足など。

  • 文中ではヴァイオリンと違うもののように書かれていますが、ヴァイオリンとフィドルは楽器としては全くの同一です。見分けがつくことはまずありません。某有名オーケストラに在籍しているくせに自称フィドラーの人もいますし両方達者な人も多いです。弓も弦もセッティングも同じで、ただ弾かれるシチュエーションが異なるだけです。お店で試奏するとめっちゃ浮きます。
  • しかしながら、好まれる音の傾向がちょっと違うようです。結果、選ぶ弦の傾向が違ってきたり(ナイロン・ガット・スチールの3種ありますが、周囲だとスチールを選ぶ人が多いです)、駒を平らめに調整したりする人もいますが、パッと見て分かる人は演奏者の側だと思います。
  • 猫足スクロールのフィドル(ヴァイオリン)を特にディドル・ディドルと呼ぶ例はないと思いますので、個体についてる愛称だと思っております。他にも変わったスクロールのフィドル(ヴァイオリン)はいろいろあります。ドラゴンとか獅子とか馬とか女神とか。
  • スコティッシュだ北欧だケープブレトンだといろいろある中でアイリッシュを選んできたのは、たぶん、AC世界のコロニーと地球の関係がかつてのアイルランドとイギリスのそれに似通ってるところがあるからではないかと思っています。クラシックで弾かれるヴァイオリンではなくて、民間の日常で弾き継がれてきたフィドルを使うことにヒイロの意図があったのだと理解しています。
  • ちなみにチューンの紹介はない。残念。かわりに弾かれるのはパガニーニのラ・カンパネラである。弾けねえよそんなのましてや数週間で! だがW世界の人間は超人なのでそこをつっこんだら負けです。
  • ヒカルはフィドル持ちだけど、もしかしてヴァイオリニストとしてのそこそこいいヴァイオリンも持ってて、そっちは金策で手放しちゃったのかもしれない。

ふう、気が済んだ。あっさりながら、残りの感想もまとめておきます。

2013/12/25~のツイートより

  • 序盤の序盤すぎて目立ってなかったけど五飛がデレてた。老師ちゃんかわいいよ老師ちゃん。
  • 小さなジュニアはかわいい。ひどいシーンだけどかわいい。
  • ヒルデの超絶出世っぷりに説明がついた。当然のごとくラナグリンに利用されていたわけですが、記憶移植後にきちんと成果を挙げられていたのは本人の地力が良かったのだと思います。
  • ファザーはもう一生かかっても(ていうか残り半生がそんなにないけど)返しきれない借りをヒイロに作った気がするので、責任をとるように。
  • 緑川さん……じゃない、ヒカル姉さん即退場するには割と惜しいキャラだった気がする。
  • 思えば知り合いに記憶なくされるのデュオ的には2回目なのか。トロワの時は口調すら変わってたからなあ。今回はどの程度の削除っぷりなのか。
  • トロワはゼロに乗せたら治ったからヒイロも白雪姫に乗せれば治るんじゃないか(真顔)AIゼクスがエピオンからサルベージされた記憶からできているように、白雪姫にもヒイロの記憶のバックアップがある程度残ってるはず。

ヒイロ・ユイファイルの感想(1)

お久しぶりでございます。
秋から年末までだいぶ忙しくしておりました。
もっとも、そのうち1ヶ月半は風邪を引いて、家ではほとんど寝込んでいたわけですが……。

4ヶ月の間に公式イベント、EW上映会、ガンダムカフェのフェア開催などいろいろありましたので、また追ってレポートを書きたいと思っております。しばらくお待ち下さいませ。

2013/11/25~12/02のツイートより

  • 石野さんがインタビューで25年後ってはっきり言った。公式サイドの発言では初かもしんない。年表でさりげなくAC221とか書かれてたことはあったような気がする。

ピクチャードラマ収録後、イベント直前の収録だったようで、イベントでの話題とだいぶ内容が重複しております。イベントや配信を見損ねた方はだいたいここでキャッチアップできるかと思います。

FT始まるずっと前から指導者ヒイロが好き過ぎたので、今回のヒイロファイルは大喜びです。
とはいえ、なんでTVシリーズでは止め絵くらいしかなかった人物が好きだったのか、自分でも割と謎です。
壮年期の設定画を見れば若い頃は2代目と容姿がほぼ同じだろうとか、Dr.Jたちの動機を察するに恐らくは思想そのものより人となりを愛されていたであろうとか、何となく把握できていたからだとは思いますが。

  • 地味にヒイロ先生25歳(ニート)がじわじわ来る。年齢は推測です。でも地道に市議会議員から始める辺り、私の中でヒイロ先生めっちゃ好感度高い。
  • 少女と花のシーンは、メタ的にはオマージュ元を今更バラしたということかな。
  • 少女が怪物に花を贈るのがあのシーンのオマージュ元だとすると、後世に「ワシの最高傑作」呼ばわりされた2代目ヒイロはもちろんのこと、ヒイロ先生もある意味サムに作られた怪物と化すのだろうか。
  • サムは遠い未来(AC194年のあれ)を垣間見たのかもしれない。
  • あんなシチュエーション再現ねえよ!と言いたいところであるが、公園で楽器練習していたら急に見知らぬ幼女が現れて「お姉ちゃん何してるの」「楽器の練習」「じゃあ千の風になってやって」「弾けません」「私ね6時になったらおうちに帰ってちびまる子ちゃん観るの」「そ、そう……」というやりとりをした実体験がありましてね……。
  • ソルシエールはコスプレ選定で輝いてたのだけが今回の出番でした。新型戦車で連合軍を蹴散らしたあなたの栄光はどこに行ったんだ。

翻ってMC編ではファザー・マックスウェルが久しぶりに登場してまいりました。おじいちゃんあれきりもう出てこないかと思ったのでうれしい。

  • 冷静に考えたらファザー登場は2年半ぶりくらいか。
  • どうやらヒイロの脳内ではデュオを何度も助けてやったことになってるらしい。(ふと手を止めて指折り数える)バルジ強襲以外にそんなとこありましたっけ……?
  • 病院からダイブかまして死に損なったのは忘却の砂時計の彼方らしい。
  • ファザー急にどっから出てきたのと思ってたけど、戦場に老師が駆けつけてきたんだから一緒に来たんだろうと思えば別に不自然でも何でもなかった。本来ヒイロ救出とは別の目的があったのか、異変を察して潜入したのかは分からない。
  • ファザーは一体どういうやり取りを経てリリーナとステラの前からヒイロを拝借してきたのか、ずっと気になっている。もしかして廊下に捨ててあったんだろうか。
  • 今回のって明らかに自分の寿命削って戦いに出てるよねファザー。見た目老齢の戦闘にしては、描写が妙に華々しいような。
  • デュオは「こんなことなら冷凍睡眠してた方がマシだった」だしヒイロは目覚めてみれば25年差がついてて「何食ってこんなにデカくなったんだこいつ軽々背負いやがって(とても不満)」だし、でも戦うのを二人とも諦めてない、そこがいい。
  • 年の差といっても悲しいことばかりじゃないんだよ。生きているうちに再会できたんだよ。それが新たな戦争のせいだというのは酷い話だけど、最悪リリーナとたった二人の戦争を生き抜かなければならなかったかも知れないことに比べれば、なんと心強いだろう。
  • @*** で、片方は老化が激しくて、恐らく次はないんです。一緒に戦えるのは多分これが最後ですよ。これは熱いです。
  • 異常老化しても戦うのを諦めない人の話としてはMGS4のオールド・スネークである。小説版があるんだけど、筆者が末期がんと闘いつつ書かれているせいか老いや苦痛に対する描写ひとつひとつが凄まじい。凄まじくて苦しくてでも、戦うのを止めない。ファザーにも同じものを感じている。
  • イメージトレースもクローンもあるけれど、ファザーはその手の不自然な技術は拒否しそうな気がする。俺だけが俺の肉体と魂の主人だ、みたいな感じで。

余談ながら、MGS4の小説は「メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット」というタイトルで文庫化されております。機会がありましたら、是非。