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このブログについて

本ブログは、新機動戦記ガンダムWの新作シリーズとして最近ガンダムエースで展開中の『Frozen Teardrop』、および『Endless Waltz 敗者たちの栄光』の考察・感想・情報収集のために運営しております。基本的に、どこよりも早いニュースや、あらすじの掲載はありません。にも関わらず、発売日以降は既知としてネタバレ全開で扱いますので、悪しからずご了承くださいませ。


エントリは、誤解を招く内容を発見した時や、状況が変化した場合に加筆修正する場合があります。

2014年1月20日

ヒイロ・ユイファイルの感想(1)

お久しぶりでございます。
秋から年末までだいぶ忙しくしておりました。
もっとも、そのうち1ヶ月半は風邪を引いて、家ではほとんど寝込んでいたわけですが……。

4ヶ月の間に公式イベント、EW上映会、ガンダムカフェのフェア開催などいろいろありましたので、また追ってレポートを書きたいと思っております。しばらくお待ち下さいませ。

2013/11/25~12/02のツイートより

  • 石野さんがインタビューで25年後ってはっきり言った。公式サイドの発言では初かもしんない。年表でさりげなくAC221とか書かれてたことはあったような気がする。

ピクチャードラマ収録後、イベント直前の収録だったようで、イベントでの話題とだいぶ内容が重複しております。イベントや配信を見損ねた方はだいたいここでキャッチアップできるかと思います。

FT始まるずっと前から指導者ヒイロが好き過ぎたので、今回のヒイロファイルは大喜びです。
とはいえ、なんでTVシリーズでは止め絵くらいしかなかった人物が好きだったのか、自分でも割と謎です。
壮年期の設定画を見れば若い頃は2代目と容姿がほぼ同じだろうとか、Dr.Jたちの動機を察するに恐らくは思想そのものより人となりを愛されていたであろうとか、何となく把握できていたからだとは思いますが。

  • 地味にヒイロ先生25歳(ニート)がじわじわ来る。年齢は推測です。でも地道に市議会議員から始める辺り、私の中でヒイロ先生めっちゃ好感度高い。
  • 少女と花のシーンは、メタ的にはオマージュ元を今更バラしたということかな。
  • 少女が怪物に花を贈るのがあのシーンのオマージュ元だとすると、後世に「ワシの最高傑作」呼ばわりされた2代目ヒイロはもちろんのこと、ヒイロ先生もある意味サムに作られた怪物と化すのだろうか。
  • サムは遠い未来(AC194年のあれ)を垣間見たのかもしれない。
  • あんなシチュエーション再現ねえよ!と言いたいところであるが、公園で楽器練習していたら急に見知らぬ幼女が現れて「お姉ちゃん何してるの」「楽器の練習」「じゃあ千の風になってやって」「弾けません」「私ね6時になったらおうちに帰ってちびまる子ちゃん観るの」「そ、そう……」というやりとりをした実体験がありましてね……。
  • ソルシエールはコスプレ選定で輝いてたのだけが今回の出番でした。新型戦車で連合軍を蹴散らしたあなたの栄光はどこに行ったんだ。

翻ってMC編ではファザー・マックスウェルが久しぶりに登場してまいりました。おじいちゃんあれきりもう出てこないかと思ったのでうれしい。

  • 冷静に考えたらファザー登場は2年半ぶりくらいか。
  • どうやらヒイロの脳内ではデュオを何度も助けてやったことになってるらしい。(ふと手を止めて指折り数える)バルジ強襲以外にそんなとこありましたっけ……?
  • 病院からダイブかまして死に損なったのは忘却の砂時計の彼方らしい。
  • ファザー急にどっから出てきたのと思ってたけど、戦場に老師が駆けつけてきたんだから一緒に来たんだろうと思えば別に不自然でも何でもなかった。本来ヒイロ救出とは別の目的があったのか、異変を察して潜入したのかは分からない。
  • ファザーは一体どういうやり取りを経てリリーナとステラの前からヒイロを拝借してきたのか、ずっと気になっている。もしかして廊下に捨ててあったんだろうか。
  • 今回のって明らかに自分の寿命削って戦いに出てるよねファザー。見た目老齢の戦闘にしては、描写が妙に華々しいような。
  • デュオは「こんなことなら冷凍睡眠してた方がマシだった」だしヒイロは目覚めてみれば25年差がついてて「何食ってこんなにデカくなったんだこいつ軽々背負いやがって(とても不満)」だし、でも戦うのを二人とも諦めてない、そこがいい。
  • 年の差といっても悲しいことばかりじゃないんだよ。生きているうちに再会できたんだよ。それが新たな戦争のせいだというのは酷い話だけど、最悪リリーナとたった二人の戦争を生き抜かなければならなかったかも知れないことに比べれば、なんと心強いだろう。
  • @*** で、片方は老化が激しくて、恐らく次はないんです。一緒に戦えるのは多分これが最後ですよ。これは熱いです。
  • 異常老化しても戦うのを諦めない人の話としてはMGS4のオールド・スネークである。小説版があるんだけど、筆者が末期がんと闘いつつ書かれているせいか老いや苦痛に対する描写ひとつひとつが凄まじい。凄まじくて苦しくてでも、戦うのを止めない。ファザーにも同じものを感じている。
  • イメージトレースもクローンもあるけれど、ファザーはその手の不自然な技術は拒否しそうな気がする。俺だけが俺の肉体と魂の主人だ、みたいな感じで。

余談ながら、MGS4の小説は「メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット」というタイトルで文庫化されております。機会がありましたら、是非。