ねえ今何時なの?
というわけで、仮定に仮定を重ねてざっくりと計算します。
なお、このエントリは、クリュセとオリンポスの間がものすごく離れているのに、ホバー艇で移動するのは非現実的ではないか? と疑問に思ったことをきっかけに書きました。物語の進行とともに更新・修正される予定です。
- 経度が15度ずれるごとに、火星の太陽時で約1時間の時差が生じる
- カトリーヌがホバー艇ザグレープで出奔したのがクリュセ(西経40度くらい)の深夜
- それとほぼ同時にヒイロが、北極冠にて冷凍睡眠より覚醒/なおこの季節、北極冠はおそらく極夜(ずっと夜)
- カトリーヌとヒイロ、Jrの交戦がオリンポス山麓(西経135度くらい)の夜明け
- ナイナとJrの交戦がフレグラ諸島(東経165度くらい)の日没
それぞれ適当に、深夜=午前0時、夜明け=午前7時、日没=午後5時と考えると、
- オリンポス山麓が夜明けを迎えるのはクリュセから遅れて約6.3時間後(経度差約95度)、つまりカトリーヌが脱走(≒ヒイロが覚醒)してからヒイロ、Jrと交戦するまでは7時間+6.3時間で、約13.3時間
- フレグラ諸島が日没を迎えるのはオリンポス山麓から遅れて4時間後(経度差60度)、オリンポス山麓戦のあと、ナイナとJrが交戦するまでは10時間+4時間で、約14時間
よって、現在は物語の開始時点から約27.3時間後となります。
ただし、オリンポスからフレグラに移る間に日付変更線を超えていますので、日付は前日に巻き戻っています。
あっ、早くも考察終わってしまった……。
なお、赤道での経度1度=約60kmとすると、北緯20度くらいでの経度1度あたりの距離は約55.7kmなので※、クリュセからオリンポス山麓まではおおむね55.7km/度×95度≒5291km、ザグレープの速度は5291km÷13.3時間≒398km/hとなります。
ホバー艇としては、すごく速いですが未来だし、まあなくはない、という速度に落ち着きました。
それより謎なのは、ショーフック2の方ですよ……どんな爆速潜水艦ですか……。
※Excelで =惑星半径*COS(緯度/180*PI())*2*PI()/360 ってやりました。