先月突然に告知され、クラスタを大混乱に陥れたガンダムカフェのガンダムWフェア「オペレーション・メテオフェア」に参戦してまいりましたので、簡単にメモを残しておきます。
東京在住者にリピーターになってもらうという戦略を基本に置いているせいか、頻繁に上京できない地方在住者は短期決戦での辛い戦いを強いられます。まるで量産機の物量攻勢に対抗できないガンダムのようです(例えが苦しい)
左の伝票は2回めの訪問の撤退時のもの。
食べ過ぎです。
最初に申し上げておきますが、フェア自体は大変楽しかったです。是非またやって欲しいです。
もとい、今回使用されたビジュアルがTV版だけでしたから、きっと機会を改めてEWフェアを催して下さるのですよね、ガンダムカフェさん! 信じて待ってます。
ご注意
筆者は味音痴です。レビューは個人のものですので、信じないでください。
過去に飲食したことのあるW系通常メニューは省いております。
ドリンク編
総評:ノンアルコールは試練。
ヒイロのノンアルコールドリンク。
……沼です。
沼ったら沼です。
味音痴なので真実はよく分からないのですが、抹茶とカシスとキウイシロップ?の配分が一定していないせいか、頼む人ごとに全然違う色で出てきてだいぶ動揺しました。私のはほぼ紫だったのでカシス成分が強かった模様。沈んでるチェリーはシロップ漬けではなく、ドレンチェリーです。
ただひたすらケミカルに甘い味がするのを何と例えるべきか昭和生まれ世代で協議したところ、「駄菓子屋で売ってた粉末ジュース」という妥結を見ました。若い大学生には通じなかった。
以下のドリンクすべてに言えますが、飲む前に徹底的に混ぜるべきです。
デュオのノンアルコールドリンク。
コーラベースにキャラメルシロップとレモンでできてます。個人的には唯一リピートしたくらい、ノンアルコールでは一番飲みやすかったです。
徹底的に下から混ぜて、レモンも絞って絞りカスも中にぶち込んで混ぜるべきです。たぶんそれが想定されている味と思われます。
トロワのノンアルコールドリンク。
通常のオレンジジュースの酸味のあとから、ホワイトチョコシロップの風味が追いかけてきます。全体的にヨーグルト系ドリンク的な味なので、それのやや甘めという想定で行けば大外れしないと思います。
前髪再現のオレンジは、あとでおいしくいただきました。
カトルの紅茶。
紅茶にこだわりがある人はやめておいた方がいいです。たぶん泣きます。少なくとも、お茶っ葉から淹れる紅茶の味ではなかったような……強いて言うなら午後の紅茶ストレートに近いような……ベルガモットはどこだ……。
アールグレイにシナモンスティックとママレードを添えて出されますが、ポットもとい急須で来るので、私はシナモンだけを足す、ママレードのみを足すの2パターンでいただきました。
※写真を撮りそこねたので、クラスタの方に写真をお借りしました。快諾いただきありがとうございます。
五飛のノンアルコールドリンク。
牛乳とジャスミンティーとグリーンアップルシロップが決闘して誰も生き残らなかった系の味がします。
リピートをデュオとどっちにしようか悩んだくらいには個人的に悪くない味なのですが、牛乳とジャスミンティーとどっちを主役にすべきか、はっきりした方がよかったのではないかと思いました。
単体だとどうしてもカメラのAFが仕事しないので、横にリーオー添えて焦点を合わせています。
レディのカクテルとトレーズ閣下のカクテル。
この2種は色が美しく、味も割とよかったです。閣下のカクテルはレモンを絞った方が良いでしょう。レディのについてるオリーブ輪切りも入れて飲みました。
とはいえ、これらも酒飲みにとっては酔いの足しにもなりゃし(略)
ノインの美しい紫のカクテルとか、欲しかったなあ。
ゼクス・マーキス~ライトニング・バロン~のカクテル。
通常メニューですが、飲んだことがなかったので初めていただきました。甘いです。コアントローとカルピスの中でドレンチェリーが謎の主張をしています。なぜそんなにドレンチェリーが好きなのですかガンダムカフェさん……。
他と同様、酒飲みにとってはジュースです。
フード編
総評:こっちは大丈夫だった。
ヒイロのパスタ 翼の無い天使~Operation Meteor~
て、天使……(瀕死)
大根おろし+なめたけ+刻みオクラ+刻みわさび+オプションで温泉卵の冷製パスタ。さっぱりしていて美味しく、甘いジュースで疲れた胃を癒してくれます(本当)
が、量が若干多いので、小食だと厳しいかもしれません。また、短期間での攻略を目指すとこいつが最大の障害として立ちはだかります。
モチーフは恐らく、ウイングガンダム(TV)の胸のサーチユニット。
デュオのプレート 笑う死神~Smile of DEATH~
見かけに反してパンが甘いです。味の違うおかずがちょっとずつあるので飽きずに楽しめるかもしれません。朝食向けだと思います。
今回一番の安全牌という下馬評でしたが、観測範囲では辛い豆がダメな人が意外と多かったです。
トロワのデザート 嘆きのピエロ~Pierrot Le Fou~
メニュー名はおそらく同名の映画から。
道化師トロワの再現度高いです。思った以上にちゃんとピエロでした。アイス美味しいです。個人的な好みを申し上げるのが許されるのであれば、パンケーキにはクリームではなくバターとはちみつ派なので、その選択肢があるとよかったかなあと。
チョコソースが皿の端まで来てるので、袖を汚さないよう注意ください。やっちまった……。
カトルのトルコライス 宇宙の心 ~Nasa tao ang gawa, nasa Diyos ang awa.~
いわゆる洋食ですが、地方出身者各々の思い描くトルコライスが全く違うせいで、テーブル内でだいぶ物議を醸しました(笑)関西圏出身としては、スパゲティはどこですか……。
2回食べましたが、そのタイミングの違いでの感想を自己分析するに、空腹時に注文すべきです。あと、手づかみは無謀です。箸かフォークを使うべきです。
メニュー名で検索すると元ネタっぽいページが出てまいりますが、これ結局どの神のことを言ってるんだろう……フィリピン的にはやはりカトリックなんでしょうか。
五飛の中華プレート 哪吒炒麺(ナーザチャオミェン)
ごま油で炒めた(?)塩焼きそばと海老点心のセット。普通に美味しかったです。欲を言えばもう少し焼きそばの水気が飛んでいるとなおよかったです。炭水化物過多なメニュー類の中で、大ぶりレタスが数少ないオアシスでした。
これも2回食べましたが、できればカラシを添えていただけると嬉しいです。
以上、メニューについてくるランダム要素との戦いを加味するとこのようにならざるを得ないというのが正直な感想でございました。フードはともかくとして、ドリンクは混ぜ物を開発せずとも、ちょっと原価の張る良い物をシンプルに提供していただけるだけでも十分ではなかったかと感じております。飲食業についてはまったくの無知なので、カフェのオペレーション的に難しいのかもしれませんが……。
以降、プチグラス・コースター・メニューブック攻略編に続きます。